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diary [最近のできごと]
2015年6月 9日
読書。
梅雨が東北にも迫っています。今日なんてまさに梅雨空。
でも女子サッカー見ながら編み物してると外の雨はさほど気になりませんでした。
久しぶりに本を読みました。
日常に「地下鉄通勤」があったときは何かしらバッグに入れてちょこちょこ読んでいましたが、
最近は雑誌やレシピ本を読むことはあっても小説やエッセイを読むのは稀です。
あんまり読まないのにはいくつか理由があって
・家で読むと仕事が気になって本に集中できない。
・本にのめり込むと一気に読んでしまいたくなるので仕事をほったらかしてしまう。
・どう頑張っても「読む」と「編む」が同時にできない。
で、本から遠ざかる日々。読むときはたいてい外に出ます。
公園だったり、カフェだったり、帰省の新幹線の中だったり・・。
そんななか友人から突然送られてきたこの本。
ちょうどスタバのフリーチケットあるしお茶しながらゆっくり読もうと思っていましたが、家でちょろっと読み始めたら止まらなくなりそのまま一気に読んでしまいました。
湊かなえさんというと「告白」のイメージが強くてゾッとするようなミステリーを書く人と思っていましたが、これはミステリー色は一切なく、短編の連作。出てくる「山を登る女」たちそれぞれに自分と重なる部分があり、けっして泣ける物語というわけではないと思うのですが静かな涙がポロポロ出ました。スタバで読んでたら大変でした。家で正解。
イネ系アレルギーが例年よりひどく常にどこか痒くてクシャミ連発。鼻はヌーンっ、目はボワァ〜、体がだるい日が続くとさすがに落ち込みます。そんなタイミングだったのでほわっと温かく後味も爽やかな作品でよかったです。読書、良い時間でした。
それにしても、アレルギーとはいえ体調が悪いからネガティブになるのか、ネガティブだから体がシャキッとしないのか。。卵が先かニワトリが先か・・・どっち?