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diary [最近のできごと]
2013年7月10日
補助輪。
梅雨明け前なのにこの気温。
ジットリと絡みつく暑さに加えて体の中にまで湿気が入ってきているような重たさです。。。
でもやってます、秋冬モノ。
今は「着るもの」のベースとなる部分をせっせ、せっせと編んでいます。
これがカーディガンになるんだなぁ、とか
これはセーターに・・・とか
イメージだけは膨らむ一方です。
暑いので窓全開にして仕事をしていると、車の音、鳥の鳴き声、中学生がキャッキャ言いながら下校する声などいろいろ聞こえてきます。
そんななか、
「おまえ、考えが甘すぎるんだよっ」
けっこう凄みのある若い男の人の怒鳴り声と共に子供が泣く声。
・・・こいつは聞き捨てならねぇ、とカーテン越しに外を覗いてみると5歳か6歳くらいの男の子がヘルメットして補助輪を取った自転車に乗る練習をしていました。
パパさん、自転車ひとつでいくらなんでもそんな言い方しなくたって、、と心配してたら近くにママと泣いてるお兄ちゃんを横目にスイスイ三輪車をこぐ妹もいてちょっと安心。
最後はなんとか、まぁやっとなんとか乗れるようになった男の子。
いっぱい褒めて拍手するパパとママ。(とカーテン越しの私)
男の子はニコニコしながら泣いていました。
嬉しくて出ちゃう涙の感覚っていいですよね。
こんなに小ちゃくても出るんだ、その涙、って思いました。きっとこの子の初うれし涙かな?
私の初めてのうれし涙はたしか4年生。
子供のころやってた器械体操で苦労して苦労して初めてバク転ができた時、同じように笑いながら泣きました。自分ができたことも嬉しかったけど、周りで見ていたみんなも一緒に「やったー」と喜んでくれたのが嬉しかったことを覚えています。
あとは、びっくりしてホッとしてわけわかんなくなったってのもあるかな。
ついこの前、たまたま友達との話の中で「成功体験」が話題に出たんですが、まさに、この男の子にとってもこれがひとつの「成功体験」。小さな積み重ねの一つになるんだな〜と親族でもないくせにウルッとしたりして。。
ちなみに、私が補助輪ナシで自転車に乗れるようになったときは母に「後ろ持って一緒に走ってあげるから前向いて一生懸命こいでごらん」と言われ・・・実は一緒に走ってない、というベタなやつでした。