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diary [最近のできごと]
2016年4月11日
秋冬ニットのお手入れ。
週末の暖かさがウソのように冷え冷えしている今日。昨日の雨と今日の強風で花が舞い始めましたが近くの桜並木はまだかろうじて満開状態。他のお花もいろいろ咲いているし小さな若葉も見えはじめています。ちょっと買い物に行くだけでも遠回りしてのんびり歩いてしまいます。それにしても風が強い。。
私のお花見は今週と来週の予定。そして春は秋冬ニットのお手入れをして来シーズンまで気持ち良く寝かせてあげる季節でもあります。
aboutのページでも書いていますが、wenziアイテムのお手入れは基本的にクリーニングをお勧めしています。多種多様な素材を合わせて作品を構成しているのでおうちで洗った後の仕上がりをお約束するのが難しいからです。
ちなみに私は手洗い後の状態や年数経過の様子などをmichikakeの時に直接お見せしたりお伝えできるように自分で使っている作品たちは手洗いしています。
バッグ以外のアイテムはおうち洗い用洗剤にて洗濯機の手洗いコース、もしくは押し洗い。そして平置きで陰干しします。
やはり風合いはどんどん変わっていきます。サイズが変わるほど縮むということはありませんが編み目はつぶれます。何度も洗うと目が詰まってきて編み目が見えなくなるほどフェルト化するものもあります。やはり「洗う+脱水」で生じる摩擦が繊維を絡ませるのだと思います。ふんわり感は失われていきますが、もっちりして風を通さなくなるので暖かさは増す気がします。好みの問題になってきますが私はその状態もけっこう好きなので使い続けています。
とはいえ、それもすべてがそうなるというわけでもありません。
ガンガン洗っても編み目も潰れずへっちゃらなものあれば、一度洗っただけで編み目がギュッと固くなるものもあります。毛糸それぞれが持つ特性によるのでやはり予測は難しいです。
みなさんのご判断にてより良いお手入れ法をお選びください。
少しでも長く楽しんでいただけたら嬉しいです。
ちなみにバッグに関しては洗うとポケットと底の革が固くなってしまいます。
私は全体にファブリーズをシュッシュしてしっかり干すだけにしています。
この時、シミになる場合があるので革部分は避けるようにしてくださいね。
ぜひこちらもご参考までに。8ページにわたってニットのお手入れについていろいろ載ってますよ。
春夏michikakeに向けてDMも無事入稿し、刷り上がりを待つばかり。
編む手にリズムも出てきました。そろそろもう一段階ギアを上げようかというところ。
和紙の糸を混ぜ込んだ中折れ帽子もベースが出来上がりました。どう仕上げていこうか・・考えがまとまるまでしばし放置して違うアイテムを編みます。